デジタル一眼レフカメラの基礎用語
○そもそも
一眼レフ
って何?
◇デジタル
一眼レフカメラ
は、CCD(CMOS)といった
撮像素子
と
、
ファインダー
の双方で
ひとつのレンズを共有しているカメラのことで、通常はレンズ交換式カメラのことを指します。
ひとつのレンズを共有しているということは、
つまり、「ファインダーで確認した画像がそのまま写真になる。」ということです。
はっ?当たり前じゃん・・・と思われるかもしれませんが、
コンパクトカメラで花などを接近して撮影したときに・・・
「あれ?こんなはずじゃ〜・・・画面がずれちゃっているよ」なんて経験したことはありませんか?
コンパクトカメラはファインダーのレンズと撮影用のレンズが別々なため、
特に被写体に接近して撮影する時は、画像がズレてしまうことがあります。
このずれを
パララックス
といいます。
しかし一眼レフカメラではこういったことはありません。
これは一眼レフカメラの特徴でメリットのひとつです。
さらに
一眼レフカメラの最大の魅力
は、
単焦点レンズやズームレンズ、魚眼レンズといった超広角レンズから超望遠レンズなど、
豊富に揃っている交換レンズを使用できることです。
その目的(被写体)に合わせて交換レンズを選択することにより多彩な表現が可能となります。
一例として、花や人物等が被写体のとき
バックをボカして・・・まるで被写体が浮いている様な写真を見たことはありませんか?
これはまさしく交換レンズの恩恵で、写真の表現方法の一つです。
コンパクトカメラでは、なかなかバックはうまくボケてはくれません。
さらに一般的にコンパクトデジタルカメラに比べデジタル一眼レフカメラは画素数が多く
またその面積を大きくすることにより精細かつ豊かな色合いの描写を可能としています。
普通サイズであればきれいに見えるコンパクトカメラの写真も・・・
大きなサイズに伸ばすとその違いは歴然なのです。
だからといってコンパクトカメラの全てを否定するつもりはありません。
その小ささ、軽さ、そして使いやすさは確かに大きな魅力です。
(事実私も所有しています。)
しかし・・・
写した写真を額に入れて飾りたい・・・
自分の個性を生かした作品を撮りたい・・・
もっと遠くのものを大きく写したい・・・
もっと花に接近して写したい・・・
などの想いがあれば、デジタル一眼レフカメラは決してあなたの期待を裏切らないでしょう。
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