デジタル一眼レフカメラの基礎用語



シャッタースピード

シャッタースピードとは、シャッターボタンを押し撮像素子に露光(光があたること)を開始してから
 終了するまでの時間です。

 シャッターを押すと通常は「カシャ!」という音がしますが、
 実はこの「カシャ!」が1/125秒であったり、数秒であったりします。
 さらに、夜景や夜空の星などを撮影するときに使う『バルブ』という機能を使うと
 数十秒といったシャッタースピードを選択することも可能です。

 また、シャッタースピードは、
 絞りと同じく露出を決めるための大切な役割を果たすことは前述のとおりですが、
 その選択によって描写も変わってきます。

 1/500秒以上といった高速シャッターを主に使用するのは、
 走っている人や車を止まっているように写したい時とか、
 激しく流れている川や荒波を、水しぶきまで写しこむことで力強さを表現したいときなどです。

 1/30秒以下といった低速シャッターは逆に、
 走っている人や車を追いかけながら写すこと(流し撮り、追い写し)により、
 写真の中に動きを取り込みたい時や、
 川や海の水を優しく表現したい時に使用します。
 低速シャッターを選択した場合は『手ブレ』に注意する必要があります。

 あえて高低速シャッターを選択した場合は、当然それに伴って絞り値も変化します。
 あくまでも適正露出は変わらないことを覚えておいてください。

 具体的には、高速シャッターは絞り値が小いさくなり、低速シャッターは絞り値が大きくなります。



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