◇従来のフィルムと、撮像素子には大きな特性の違いがあります。
その特性の違いとは、
フィルム =フィルムの面に対し光が斜めに当たっても問題ない
撮像素子=撮像素子の面に対し光を垂直に当てる必要がある
ということです。
従来設計のレンズは当然ながら撮像素子の性質について加味されてはいませんので、
デジタルカメラに装着した場合は、斜めに光が当たりやすい隅の方での画質が低下したり、
光がレンズ内で乱反射をおこし、結果として画像のコントラストが低下する場合もあります。
また、絞りこみすぎるとビントがあまくなる『回折現象』もデジタルカメラでは発生しやすいので
あまり絞り込まないように注意する必要があります。
絞り込めば被写界深度は深くなりますが、
全てシャープネスに写せるとは限らないことを覚えておいて下さい。
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