◇露出補正とは、被写体の色や光(明るさ)によってカメラが決定した露出を調節する機能です。
主に、多分割測光では画面全体が、中央部重点測光、スポット測光では測光した部分が
極端に白いとき、または黒いときなどに使用します。
例えば、雪がたくさん積もったスキー場での撮影では、
露出補正なしだと雪がなんとなくグレーになる、
いわゆる露出アンダーになってしまいます。
そこで、露出補正で1〜2EVプラスにして適正露出を確保すると、
真っ白な雪のきれいなスキー場の写真が撮れます。
逆に、真っ黒な機関車を画面全体に撮影したいときは、
露出補正なしだと機関車がなんとなくグレーになる、
いわゆる露出オーバーになってしまいます。
そこで、露出補正で1〜2EVマイナスにして適正露出を確保すると、
迫力ある真っ黒な機関車の写真が撮れます。
どれだけ補正するかは経験値がものをいいますので、
色々チャレンジしてみて下さい。
『白いものはプラス補正』『黒いものはマイナス補正』・・・・
撮影現場では逆と錯覚しやすいので注意しましょう。
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